2013年11月に仙台で開催された,第30回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム,日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門主催 第5回「マイクロ・ナノ工学シンポジウム」,応用物理学会集積化MEMS技術研究会主催 第5回「集積化MEMSシンポジウム」が,Future Technologies(FT)の始まりとなりました。今年10周年を迎えるFT。学会の枠を超え、関連する分野の技術者・研究者が一堂に会し,最新の研究開発を発表する場として,研究開発や産業界の発展に貢献して参りました。10周年を記念したセッションです。
11月14日(月) 10:00-10:40
司会:磯部 良彦(ミライズテクノロジーズ)
座長:年吉 洋(電気学会センサ・マイクロマシン部門長),土屋 智由(日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門長)
挑戦を続けよう
Let’s continue a challenge
桑野 博喜
東北大学未来科学技術共同研究センター
シニア・リサーチ・フェロー、名誉教授
仙台スマートマシーンズ
講演概要
1981年に第1回の電気学会センサシンポジウムが開催されてから本年で第39回目の開催となる。2013年に日本機械学会「マイクロ・ナノ工学シンポジウム」と応用物理学会「集積化MEMSシンポジウム」とを併せてFuture Technologies from Sendaiとして大きな土俵のもとで議論することを意図して開催した。著者はその時の実行委員長であった。当時の本シンポジウムにかけた関係者の想いを振り返り,関連する皆様の変わらぬ挑戦への気持ちを共に語り合いたい。
Future TechnologiesへのCHEMINAS参画から5年,その経緯とこれから
Five years of CHEMINAS after joining Future Technologies, how it began and where it is going
横川 隆司
京都大学大学院
工学研究科マイクロエンジニアリング専攻 教授
講演概要
CHEMINASは、2018年の第35回Future Technologies from SAPPOROに初参画し、今回で5回目の参画になります。本講演では、Future TechnologiesにCHEMINASが参画するに至った経緯についてご紹介し,参画によるCHEMINASへの波及効果についても考えてみたいと思います。また,今回で参画5年目を迎え,これからのCHEMINASがFuture Technologiesにどのように貢献し発展していくのか,将来展望についても皆様と共有したいと思います。